家づくり前に知りたい◆キッチン収納どれくらい必要?

夢のマイホーム作り。
あれこれ色々考えて、こだわって家作りをしてきたはずなのに、
新居に住み始めて「あれ?ここ使いにくい」「ここ、こうすれば良かった」と思うことが、
色々出てくると耳にします。

「家は3回建てないと理想の家にならない」という言葉も。
でも、人生で3回も家を建てるなんて・・・。

家作りを始める前に、知っていれば良かった~。気付いていれば良かった~!と思うことを、
減らしていけたら良いな~と、私達トトノエ堂は
思っています。

お片付けで、色々なキッチンを見ているトトノエ堂スタッフ。
スタッフ宅のキッチンも、みんなそれぞれ。
そんなトトノエ堂の視点で、お届けします。

家づくり前に知りたい◆キッチン収納って、どれくらい必要なの?

キッチンは、料理を作る場所。
でも、それだけではありません。
①買ってきた食材を収納
②料理をする時に調理器具や食材出すところ
③お鍋や包丁を出して使い
④お鍋や包丁を戻す
⑤食器を出して使い
⑥食器を戻す

家の中で1番数多くの物を収納し “使って戻す”が繰り返される場所です。

では、キッチンは、どのくらいの広さ 収納が 必要なのでしょうか?
分かりやすい目安は「キッチンの幅に対して、背面収納がどれだけあるか」
キッチンの幅に対して、背面収納がそれ以上それ以下かで、暮らし方が大きく違ってきます。

キッチン幅に対して、背面収納から冷蔵庫は “はみ出る”のが理想的!

【検証】  キッチン幅2550mm(約2m50cm)

■キッチンの幅に対して、背面収納がそれ以下の場合■
 実例:トトノエ堂代表の大島家。パントリーなし。

収納のプロとしての技を駆使しても、この広さのキッチン収納では、はみ出す物がいっぱい。
・ゴミ箱

・プラゴミ、可燃ゴミ、不燃ゴミ、アルミ缶、ビンなど
・来客用の予備の食器(食事をするお客さんが多い)
・食品ストック
・特売の時に買っておきたい洗剤など
・時々いただく野菜
(・・・はみ出す物は、家の中で置き場所を調整しています)

 

■キッチンの幅に対して、背面収納がそれ以上の場合■
実例:トトノエ堂 スタッフの家

「広さ」と「収納」を求めて作ったキッチン。
パントリーは作ることができませんでした。

でも、背面には冷蔵庫がはみ出る広さの収納を確保

この引き出しも重宝しています

パントリーとして活用!

この引き出しは、物を収めて、出して使う →戻すがノンストレス。
物が収まることで、調理スペースが確保できるので作業もはかどります!

 

まとめ

たっぷりの収納、パントリーを作れるなら、問題なし。

でも、それが難しい場合は・・・
“キッチンと同じ幅の収納をつくる”ことをオススメします!
これが、暮らしの質を左右する重要な分岐点です!
人によって必要な収納量は違いますが、これは一般的に『ギリギリやっていけるかな』の収納量です!

「パントリーも作れない、キッチン幅以上の収納も作れない」という状況なら、吊戸棚を考えるもの1つ。
吊り戸棚は、普段使いには不向きですが、
“必ず使うけれど、使用頻度は低い物”を納める場所として向いています。


キッチンは作業が中心の場所です。

毎日の家事は、便利になった家電の力だけではラクになりません。
家作りをする前に、ご自分に必要な収納とスムーズな家事動線をしっかりイメージしてみてください♬
自分達では難しい場合は、トトノエ堂の収納相談室をぜひノックしてください。

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