ご訪問ありがとうございます。
7月になりました!みなさま、いかがお過ごしですか?
2021年のトトノエ堂通信は、暮らしまわりのことを工夫されている方々に、
片づけるためのやる気の出し方を、
【片づけのスイッチ】として教えていただこう!
そんな企画をして、お話をお聞きしています。
片づけ方は人それぞれ違っています。
私たちが片づけサポートに伺うときも、
その方とそのご家族に合わせたやり方を常に考えてお片づけを進めますが、
スイッチの入れ方だって、みんな違うはず。
今月は、片づけを一緒にやらせて頂き、お片づけ勉強中のTさんに
お話をうかがってきました。
お悩みは”片づけは好きだけど、思うようにいかない、物が多くなってしまう”こと。
小学生2人のお子様を子育て中。
物をなかなか手放せなかったTさん。
約半年間のお片づけ勉強期間で、様々な方法にチャレンジされているそう。
自分が納得して物を手放せる方法が少しずつ見えてきました!
さて、その方法とは?
洋服を手放すときに役立った【古着deワクチン】への寄付
ーーー洋服の整理をして手放すことが苦手だったということですが?
(たしかに洋服に困られてる方は多いです。)
洋服の数は「ここに入る分の量」ということは頭では分かるんですけど、気持ちがモヤモヤしていました。
しぶしぶ捨てるか?メルカリか?迷いながら洋服をよけていました。
『古着deワクチン』と出会ってからは、まだ十分着られる服が、
他で役立つなら!!と寄付したくなりました。
自分は着ていないけれど「捨てるのはもったいない」という気持ちが、
私の中にあったと気づきました。
*古着deワクチンとは…
自分の生活の見直しで不要になった洋服などをこのサービスを通して開発途上国へ古着を送ることにより
再利用されるだけでなく、現地での雇用創出にもつながります。
「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを
日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、
一口につき5人の命を救うことができます。
ーーー自分でしっかり納得できたり気づきがあると、整理のスピードも上がりますね。
『古着deワクチン』と出会ったきっかけは?
実は以前から『古着deワクチン』のことは知っていたんですが、
処分するのにお金を払うことに抵抗がありました。
でも捨てられず…。
次に、メルカリにしてチャレンジしたんです。
でも1日がかりで出品して大変でした。
なのに思ったほど売れなくて、結局洋服はあまり減らずでした…。
そうこうしている中で、トトノエ堂スタッフさんから『古着deワクチン』を教えてもらう機会があって、
さらに知り合いからも、たまたま『古着deワクチン』をやったという話を聞くことが重なり、
あらためてもう一度調べてみました。
すると、口コミも意外と良くて、思い切って申し込みすることにしたんです。
捨てることは出来なかった私も『古着deワクチン』の袋には、
すんなり入れることが出来ました!
色々やって遠回りしたけど、最終的に『古着deワクチン』が私は1番しっくりきています!
ただ捨てる、ということが苦手だったんですけど、
自分にしっくりくる手放し方が見つかってよかったなと思ってます。
ーーーなるほど!それがTさんの しっくりくる 片づけのスイッチですね!
遠回りに見えて、実はとても大切な道のりなんですよね。
すぐに「手放せる」人もいますが、片づけサポートのお客様やLINE相談などを受けていると、
多くの人は、Tさんのような経緯をふんだ方が、納得して進んでいけると感じます。
ストック用品などとの向き合い方/買いすぎ問題
ーーー洋服以外はどうですか?
以前 一緒に片づけてもらったパントリーが、また溢れてます・・・。
原因は、またストックの買い過ぎ。
この間も「滅多に行かないお店の、このドレッシングが欲しい」
「子どもがすごく喜んで食べるから」と、4本買ってきました・・・。
私が大量買いする姿を、我が子が見ているのも微妙だな~、ネットでも買えるのにな~と思いながら。
実家もストックが多くて、母は常にストックを切らさない人でした。
私もそれを受け継いでいる感じがしています・・・。
ーーーたしかに、親の姿を子供はわりと冷静に見ていたり、それを真似たりしますよね。
でも、Tさんがご自分で原因が分かるようになっているのは、ステップを1つクリアしているように思います!
洋服の手放しスイッチが「ここに入る分の量」ではダメだったのと同じで、
食品や全ての物にも、自分が納得するスイッチを見付けたいです!
ーーーストックの数を決めてみたらどうでしょう?
ドレッシングはストック2本とか数を決めておいた方がいいかもしれませんよね。
やってみます!
ーーー大好きなドレッシングが切れて、子どもが「えーないの?」となったら
「また買いに行こうね」とお楽しみにするのもいいかもしれませんし、
親が 子どものために いつでも何でも用意して満たしてあげることが全てじゃないとも思います。
食品は、特に賞味期限が切れるともったいないから、消費できる量が基本です。
買う時=物が家に入ってくる「入り口」に気を付けていくと良いですよ。
ーーー他にもキッチンのことで気づいたことがあったとか?
タッパーもたくさん…大小合わせて15個くらい持ってて…
実際に意識しながら使ってみたら、使っているのは3~4個でした(汗)
食事の残り物はガラス容器へ入れるので、「タッパーはあんなにいらないかな…」
と思うようになりました。
ーーー使わないタッパーを手放すスイッチは、見つかりそうですか?
大丈夫、タッパーはすぐに捨てられそうです。
あと、引き出しの整理をするのにタッパーを使いたいと思っています!
ーーーそれ、結構オススメですよ〜。私たちも片づけサポートで使うアイデアです。
全部は必要ないから、引き出し整理用に少しとっておいて、
引き出し整理が終わったら、残りのタッパーは捨てたいと思います。
それぞれの「当たり前」の違いが暮らしやすさをつくる
ストックも、タッパーも、洋服も、自分が持っている量が多いってなかなか気づかなったんですよね。
友達同士でも「タッパー何個ある?」「洋服何着持ってる?」と話さないですし。
トトノエ堂さんに家を見てもらって「全部使っていますか?どんなときに使ってますか?」と
聞かれて、私の持っている物の量が多いことに初めて気づきました。
「自分の育った環境のやり方が当たり前」と思っていたので、
それが「私だけの当たり前」なんだと、トトノエ堂さんに気づかせてもらいました。
これからは「当たり前」を暮らしに合わせて修正しながら進んでいけたらと思っています。
ーーー実際に一緒に手を動かして、話しながら片づけを進めてみると、
自分では気づかなかったことに気づきますね。
確実にTさんの暮らしやすさにつながっていて、本当に良かったです。
そうそう!あと、とても大事なことに気づいたんです!!
子どもの頃に「これが当たり前」と習慣になれば、
そのやり方が自然と大人になっても続いていくってことですね?!
今、私がやっていることを、我が子は自然とやるようになることに気づきました。
だから、子育て世代のママにも、そういうことを知ってほしい!
「良くも悪くも、子どもに影響していくよ~」って(笑)
ストックの持ち方、お料理の仕方、洗濯物のたたみ方、家の中のアレコレ、日常のアレコレ。
それらの多くは、生まれ育った家庭環境・親のやり方が、自分に影響していると気づきました。
ーーーお片づけって、実はしっかり教わることが それほどナイですもんね。
家族がやっていたやり方にならったり、親のやり方を強制されたりして・・・。
「自分のやりやすさ」をあまり考えることがなかったとも思います。
ーーー自分の暮らしの合うモノの量も、片づけのやり方も、
本当に人それぞれ違うので、自分に合うやり方が見つかるのが一番です。
親子でも全然違うものですから。
お話を聞かせていただいて、ありがとうございました。
片づけのスイッチ、ぽちり。
自宅のお片づけに取り組み中のTさんの片づけのスイッチは、
実際にやってみて、自分がしっくりくるかどうかを試してみるスイッチ
自分が物を手放しやすい方法と出会えたスイッチ
でした!
家族構成や、働き方の違いで、取り入れらるスイッチも違います。
「こうでなければいけない」ということはありません。
あなたの片づけスイッチはどこにありますか?
どんなことでしょうか?
片づけの正解もゴールも一人ひとり違うように、
スイッチの入れ方もきっとたくさんあるはず!
参考になることがあれば試してみたり、
これいいよ!ということがあれば、ぜひトトノエ堂にも教えてくださいね♪
「片づけのスイッチ」は毎月1回お届けします。
読んでいただき、ありがとうございました。
そして、
自分の中での当たり前を意識する、気づくって難しいですよね…。
「こうするのが普通でしょ」と思っていることって、自分ではなかなか気づけないものです。
それが実は自分の暮らしの中のストレスになっていたりすることも多いんです。
1人でがんばるより、みんなと情報交換して、自分の片づけスイッチ見つけられる、
そんな片づけをメインにした習慣づくりのコミュニティが7月1日よりスタートします!
「片づけの習慣づくりオンラインコミュニティ」
全国・世界中どこにお住まいでも参加可能〜!
新たなスイッチを見つけるチャンスです(*’▽’*)
ご自身にフィットしたお片づけを見つけてみてくださいね!
ご参加お待ちしています。
毎月10日には、無料LINE片づけ相談もやってます。
こちらもお気軽にご利用ください。