【片づけのスイッチ/8月】80歳の先輩に聞く!変化する時代~暮らしのサイズ

ご訪問ありがとうございます。
8月になりました!
みなさま いかがお過ごしですか?

 

2021年トトノエ堂通信は、暮らしまわりのことを工夫されている方々に、

片づけるためのやる気の出し方を、
【片づけのスイッチ】として教えていただこう!

そんな企画で、お話をお聞きしています。

片づけ方は、人それぞれ違うもの。
私たちが片づけサポートに伺うときも、
その方とご家族に合わせたやり方を常に考えてお片づけを進めますが、
スイッチの入れ方だって、みんな違うはず。

 

今月は、お片づけ講座を受講していただいて知り合った「まるちゃん」さん。
とてもスッキリ&楽しく暮らされています。
3人の娘さんを育てあげた、80歳の女性にお話をうかがってきました。


現在は、ご主人と2人暮らし。
今までの暮らしの中で、どんな工夫をされてきたのでしょうか?
8・9月は連載にさせていただき、人生の先輩から学ばせていただきます。

 

昭和初期 物がない時代の“家・暮らし”のこと


ーーー昔の「家」というものは、どんな感じだったのでしょう?
そして、戦後はモノが増え続けた時代。ご自身の暮らしの中ではいかがでしたか?

昔の農家の家は、安らぎの場ではなく、生産の場でした。
農繁期になると、茶の間の畳をあげて作業をしました。
作業着でも何でも、家中にひっかけてある家で、“片づける”という感覚はなかったです。
子どもの頃 “絵本に出てくる素敵なお家に住みたいな~”と憧れていました。

大学を卒業した昭和40年前後は高度成長時代で、物がどんどんと増えていった感覚はありますね。
昔は家に机もなくて、食事はりんご箱で、勉強は足踏みミシンの上でやったもの。
弟達の頃には、学習机を買ってもらうようになっていました。
今は、学習机は1人1台が当たり前。
時代で色々変わりますね。

昔は、見栄を張ることも大事な時代でした。
私がお嫁に来る時も、娘が嫁ぐ時も、家具や着物を全部揃えて持っていく時代。
持っていく物を“お道具披露目”と言ってご近所さんに見せる機会がありました。
見栄を張るので、着物は留袖・夏もの・冬ものまで全部用意して、三面鏡やタライまで持たせていました。
結婚披露宴の引き出物にも大金を使ったものです。

 

家にある高価な物、大きな物、思い出の品。

ーーーそんな時代の高価な物がたくさん家にあると思いますが、どうされましたか?

着物は、着る機会がないので、私のと娘3人分が今も家にあります。
高価だから、処分することは出来なくて。

でも “私が処分しないと、娘達が困る”と思っています。
ピアノや大きい洋服ダンスを片づけた時に、娘達に「お母さんが片づけてくれて良かった」と言われました。
その言葉を聞いて、婚礼セットはほとんど捨てましたね。
お布団は、自分で切れるのは可燃ごみ、
大きなお布団は、
ライフヘルパーさんに頼んだり自力でゴミ処理場へ運んで大変でした。
引出物の食器は、バザーに。
家具は、市報の譲る情報欄に出したら、若い方が貰いに来てくれました。
オルガンや洋服ダンスは、家をリフォームした時に、20万円程支払って業者さんに全て処分してもらいました。
それで、大きい物はだいたい片づきました。

 


(工夫されて、とてもスッキリしているキッチン)

 

ーーー家中のお片づけで、大変だったことはありますか?思い出の品はどうされましたか?

私1人で処分して良いか決められない物は大変でしたね。
色々ありましたが、例えば、たくさんあった夫の賞状。
私は減らしたり処分したくても、夫がなかなか処分する気にならなかったんです。
最終的には、保存するものと処分するものに、夫が分けてくれました。

思い出の品は“私がいなくなれば、意味のないもの”だと思っています。
写真や手紙は、これまでに2回整理。
物が少ないと整理もラクだなと感じました!

捨てられなかったのは、娘の結婚式の写真アルバムと、心のこもったお手紙。
心がこもったお手紙は、“この先、自分が病気になった時に見たい”という思いがあって捨てられません。
写真は「心に思い出があれば、1枚あれば良い」と思っています。
1人に対して1枚。家族写真も1年に1枚。

 

ーーーご自身の思いが根底にあって、ご自分が把握できる量・暮らしのサイズが完成したんですね。
そうですね。
でも“もう整理したから終わり”ではなく、もう1回整理が必要だと思っています。

~ 来月につづく ~

 

今回は、実際にまるちゃんのご自宅でお話をお聞きしました。
とてもスッキリと、そして楽しんで暮らされていることが伝わってくるお家でした。
80歳の今、ご自身とご家族が安心して暮らされているのは、
今まで必要なタイミングで整理をされてきているからだな~と感じました。

次回 9月の片づけのスイッチでも、
引き続き大先輩の
「片づけスイッチ」を教えていただきます!

片づけのスイッチ

今月の「まるちゃん」の片づけスイッチは、

●「スッキリ暮らしたい」
幼少期に見た、絵本に出てきた素敵なお家への憧れ。

● 実家の片づけで、娘達を困らせたくない。

でした。


片づけのゴールも、1人1人違います。

片づけスイッチの入れ方も、人それぞれ!
あなたの片づけスイッチはなんでしょう?

参考になることがあれば、ぜひ試してみてください!
「これいいよ!」ということがあれば、ぜひトトノエ堂にも教えてくださいね♪


「片づけのスイッチ」は毎月1回お届けです。来月もお楽しみに。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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