【片づけのスイッチ/9月】80歳の先輩に聞く!先のことを思い、変わる片づけ。

ご訪問ありがとうございます。
9月になりました!
みなさま、いかがお過ごしですか?

 

2021年トトノエ堂通信は、暮らしまわりのことを工夫されている方々に、

片づけるためのやる気の出し方を、
【片づけのスイッチ】として教えていただこう!

そんな企画で、お話をお聞きしています。

片づけ方は、人それぞれ違うもの。
私たちが片づけサポートに伺うときも、
その方とご家族に合わせたやり方を常に考えてお片づけを進めますが、
スイッチの入れ方も、みんな違うはず。

 

今月は、8月に引き続き 人生の先輩「まるちゃん」さんにお話をお聞きします。
農家のお生まれで、3人の娘さんを育てあげた80歳の女性です。
現在は、ご主人と2人暮らし。
過去の物と これからのことを見据えて、お家の中をトトノエ続けています。

人生を長く歩まれてきた先輩のお話は、本当に実感がこめられていました。
親としての想い、娘さんたちの想い、これから先の暮らしやすさへの想い、
たくさんのことを考えさせられます。

 

家の片づけを始めて・・・

ーーー家の片づけを始めたのは、何歳頃からなんですか?

60代からですね。
“老後の片づけ” “高齢化社会”という言葉を、よく耳にするようになって、片づけを始めました。
娘3人お嫁に行き、家の片づけをお願いできる状態でなくなったのも、片づけを始めたきっかけです。
私が元気なうちに、なるべく自分でやっておこうと思うようになりました。

 

ーーー「収納を空にしよう」と始めたのも、60代からですか?

70代前半です。
若い頃から「スッキリ暮らしたい」と思っていたけど、
“歳をとったら自分がどうなるか”まで考えてなかったです。
歳をとって感じるのは、使いやすい場所が限られてきたこと。
キッチンの吊戸棚は、届かないし、危ないから。今は空っぽです。

食器棚も、高くて使えなくなったので、上と下に分解して使っています。

食器棚を分解。  上は食器入れ。     .          下はカウンターに。

お菓子作りも、若い頃はよくやりました。
今は“作るより 美味しいのを買ってきた方が良い“と思うようになりました。
それで、お菓子作り道具も全部捨てました。

歳をとっても変わらないのはお裁縫。
今でも私の大きな楽しみなんです。
お裁縫道具は大切に持ち続けています。

 

ーーー楽しみにつながるものは大切に持っていたいですよね。
家のお片づけは、もう完了されましたか?

 

70代前半で、ほぼ完了しましたね。
50代から、家中の片づけを何回もやってきて、何回やっても不要な物は出てきます。
それでも、今も“暮らしに不必要なものが8割ある”と思っています。

飾り物は不要な類だと思うけど、飾りがないと部屋が寂しく憂鬱になってしまう。
“飾りはあった方が心豊かだな~”と思っています。

 

ーーー日々気を付けていることがあったら教えて下さい。

・物の置き場所を決めて、使ったら戻す。
・物は、たくさん持たない。
・お店で、割箸・プラスチックスプーンなど、必要ない物は貰わない。
・紙ゴミは、すぐに所定の場所に置き、山盛りになる前に、くくる。
・服を1枚買ったら、必ず1枚捨てて、一定の収納量を保つ。

私みたいな年寄りの家は、気を抜くとアッという間にゴミだらけになるから、
1つずつ細かくやるように心掛けています。
この世を去る時に、汚い物を残していくのは嫌。
要・不要を自分で見極めて「物を増やさない。家に持ち込まない!」
今は心を鬼にしてやっています。


でも、この先 歳を重ねたら
「ゴミ屋敷でも、人に笑われても良い。ラクなのが良い」となってしまいそう・・・。
姉を見ていて、歳をとるとエネルギーもないし、見える所にない物は 見つけられなくなることを実感しました。

 

子どもに、みんなに、伝えたい

ーーーもし実家が物に溢れていたら、子どもはどうしたら良いと思いますか?

子ども自身も、実家に残してある 自分の物を 片づけてほしいです。
親が倒れて慌てて戻って来て、子どもが1日で家中を片づけるなんて無理です。


ーーー今、困っていることはありますか?

エンディングノート作りが進まずに困っています。家の処分がその1つ。
娘がみんな お嫁にいったから、いつか考えないといけない。
でも、家を手放すことは、なかなか決断できないです。

“私が死んだ後のことは知らない”と思えば、
家の処分も、家中の片づけもしなくて良くて楽だけど、そうは思えない。
自分の一生や、娘達のことを考えると、決めないといけないことがたくさんあります。

 

ーーー家の片づけを始めている人、始めようと思っている人達に、メッセージをお願いします。

少しでもパワーがある若い時から、家の中を片づけ続けること!!
それしかないと思います。

戦前生まれで物不足を経験、片づけを学ぶ機会がなかった世代が、
今 高齢になり、片づけに困っているように感じます。
若い時から、毎日の片づけを進めていくことが大切だと感じてます。

 

ーーー貴重なお話ありがとうございました。

 

片づけのスイッチ

今回の「まるちゃん」の片づけスイッチは、

●今の自分+歳を重ねた自分でも、 使いやすい暮らしのサイズ。

● 実家の片づけで、娘達を困らせたくない。

でした。


40~50代になると、親世代のことが気にかかる方も多く、
ご実家の片づけについてのご相談もよくあります。

まずは、実家に残したままの自分のモノの整理を終わらせること。
それが、親世代の負担を減らすことだと感じます。
今この瞬間から できることは たくさんありますね。

 

片づけのゴールも、1人1人違います。
片づけスイッチの入れ方も、人それぞれ。

参考になることがあれば、ぜひ試してみてください!
「これいいよ!」ということがあれば、ぜひトトノエ堂にも教えてくださいね♪

「片づけのスイッチ」は毎月1回お届けしています。
読んでいただき、ありがとうございました。

関連記事

  1. 【片づけのスイッチ/6月】子供と相談?3人育児を乗り切る工夫…

  2. 2021年スタート!新:トトノエ堂通信【片づけのスイッチ】

  3. 【片づけのスイッチ/7月】自分の当たり前をアップデートして快…

  4. 【片づけのスイッチ/2月】考えなくてもいい工夫で乗りきってま…

  5. 【片づけのスイッチ/4月】片づけのプロでもスイッチはいろいろ…

  6. 【片づけのスイッチ/5月】元つっこみ収納の片づけ迷子さんの変…

PAGE TOP